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2018年09月14日

365日違う髪型!?フォロワー7万人超えYU-Uさんのヘアアレンジ愛

365日違う髪型!?フォロワー7万人超えYU-Uさんのヘアアレンジ愛(HOLICS) – Yahoo!ニュース

HOLICS

恵比寿のヘアサロン「N.Mist」のスタイリストであり、7万人以上のフォロワーを持つ人気インスタグラマーでもあるYU-Uさんこと工藤由布(くどう・ゆう)さん。多くの女性から支持される理由は、今っぽい抜け感のあるヘアアレンジと、ヘアスタイリストならではのツボをおさえた解説。「ただ好きなだけなんです」と笑う工藤さんに“ヘアアレンジ愛”をたっぷり語っていただきました。

【画像】YU-Uさんの“ゴム1本で簡単ヘアアレンジ”完成写真を見る

恵比寿のヘアサロン「N.Mist」のスタイリストであり、7万人以上のフォロワーを持つ人気インスタグラマーでもあるYU-Uさんこと工藤由布(くどう・ゆう)さん。多くの女性から支持される理由は、今っぽい抜け感のあるヘアアレンジと、ヘアスタイリストならではのツボをおさえた解説。「ただ好きなだけなんです」と笑う工藤さんに“ヘアアレンジ愛”をたっぷり語っていただきました。

「365日同じアレンジはしません。毎日ヘアアレンジを考えるのは、私にとって元気の源!」

流行りの服を着て、メイクがいつもよりうまくいっても、髪型が決まらない日はすべてが台無し。出先で鏡を見るたびに「はぁ?」とため息をつきたくなるくらい、女性にとって「髪型」はその日の気分を左右する大切なファクター。それなのに、「くせ毛だからまとまらない」「ヘアアレンジが苦手」「髪が多いからアレンジがうまくできない」etc.……と不満が尽きることのない、一生の課題なんです。

そんな“髪型ジプシー”な女性たちが「可愛すぎ!」「おしゃれ!」と夢中になっているのが、ヘアスタイリストYU-Uこと工藤由布(くどう・ゆう)さんが発信するインスタグラム。そのフォロワー数はなんと7万人超え!

「例えば、パッと見は同じに見えるお団子ヘアやポニーテールでも、結ぶ高さや位置を変えたり、おくれ毛のニュアンス、服装やメイクなどで変化をつけているので、365日同じアレンジをすることはありません。ヘアアレンジを考えるのは、私にとって元気の源だから!」と笑顔で語る工藤さんの“ヘアアレンジ愛”とは?

「非公開なのはもったいない」「ヘアアレンジだけまとめて見たいからハッシュタグを作ってほしい」と言われたのがきっかけ

本日のヘアアレンジは、カジュアルなチェックなブラウスにデニムだし、前髪も短いので、なるべく低めの位置でまとめて大人っぽく仕上げました。ピアスやヘアアクセはシルバーで涼しげにしたのがこだわりポイント。レザーのネックレスで顔周りのバランスをぐっと引き締めて。

ーー工藤さんがヘアスタイリストを目指したきっかけは?

中学時代、くせ毛がコンプレックスだったんですが、美容師さんがストレートアイロンでサラサラに仕上げてくれたことがあったんです。そのとき「すごい!」と感動し、美容師という存在に憧れを抱くようになり、自然と目指すようになりました。

ーー当時から自分でヘアアレンジを?

やっていましたね。あと友達の髪をアレンジしてあげたり、ときには切ったりもしていました。

高校生の頃だったかな、ずっとくせ毛がコンプレックスだったので、市販のストレート剤を買って自分でしたこともあります。もともとくせ毛なので先生に「パーマをかけるな」と怒られたことも。なんだか悔しかったので、その次の日はムースをつけてパーマ風スタイルで登校、さらに翌日はストレートヘアに、を繰り返して「ほら、こんな頻繁にパーマをかけられないでしょ!」って主張したこともありました(笑)。

ーーヘアスタイリストになってからはずっと今のサロン「N.Mist」に勤務を?

いいえ、専門学校卒業後は原宿にあるサロンで働いていました。もともと憧れのお店ではあったんですが、思い描いていた憧れの世界と現実のギャップに「アレ? なんだか違う」と感じてしまって……入社1年くらいのタイミングで退職しました。

いざヘアスタイリストへの道を進むと、“ヘア”の知識しか身につけられなくなる。その前に、ヘアスタイリスト以外の仕事もやってみたいと思い、ハイブランドのバッグや洋服を売買するリサイクルショップで販売員として1年働いたあと、再度ヘアスタイリストを目指し、「N.Mist」に就職しました。

ーー販売の方面へ進もうとは思わなかったのでしょうか。

ゆくゆくは美容業界に戻るつもりだったので、あくまでもリセット期間のような感覚でした。ジャンルの違う人と接したかったし、自分よりも目上の方の趣向や他業界の知識を得ることができたので、いい経験になったと思っています。

転職活動の際は、原宿や表参道よりはもう少し落ち着いたエリアがいいなと思って、恵比寿に絞ってサロンを探していました。今のサロンは、お客として来店したときにシャンプーも、席に通されるタイミングも、ヘアスタイルもすべて「完璧!」と感じたので、面接をお願いしたんです。今年で勤務して11年目になります。

ーー長い! 11年前の判断は間違っていなかったんですね。

オーナーが女性で、私と同じく4人兄弟の末っ子ということが関係しているのか、育ち方も考え方も瓜二つというほど似ているんです。面接の際も、他のスタッフに確認することなく「明日から来て」と言っていただいたくらいスムーズでした(笑)。

私のヘアアレンジにいちばん欠かせないのが、リュミエリーナの「ヘアビューロン」シリーズの「ストレート」と「カール」。「ヘアビューロン」は、使えば使うほど髪にうるおいを与えるてくれるもの。これを使いはじめて2年くらいなのですが、髪の長さがボブから胸下まで伸びたんです。かなり早い方なのですが、その理由はきっと「ヘアビューロン」を毎日使うことで髪が健康になったからだと思います。

ーーいつからお仕事を「ヘアアレンジ」に特化するようになったのでしょう?

もともとヘアアレンジが好きなので自分で毎日やっていたんですけど、2012年にインスタグラムをはじめたのをきっかけに、それを写真に撮って投稿するようになりました。といっても、初期は非公開アカウントでひっそりアップするくらいでしたが。

ーー最初は、公開するつもりではじめたわけではなかった?

そうなんです。当初はプライベートの写真がメインで、ときどきヘアアレンジもアップするくらいのレベルでしたが、アクセサリー販売をしている友達から「非公開なのもったいなくない?」とアドバイスをもらって。同時期に別の友達からも「ヘアだけまとめて見たいからハッシュタグを作ってほしい」と言われたのも、後押しになりました。

ーーそれで、公開に切り替えたんですね。

はい。公開した頃は、どんな髪型が人気なのかをリサーチすることが目的だったので、ヘアスタイリストであることも、もちろん「N.Mist」で働いていることも伏せていました。

あるとき、DMでアレンジについて質問してくれた方が何人かいて、ヘアスタイリストであることを打ち明けたら、サロンに来店してくださったんです。そのときに「興味があってもなかなか質問できない人もいるから、ヘアスタイリストであることや、サロン名を出した方がいいですよ」とまたまたアドバイスをいただいて。それからサロン名とHPのURLを載せ、毎日アレンジを投稿することにしました。

ーー当時のフォロワー数は?

1000人もいってなかったと思います。

ーーはじめたばかりにしては、多い方ですよね。何かきっかけが?

あるアプリで、「全国でヘアアレンジが上手なヘアスタイリスト10人!」みたいな記事に載せていただいていたらしく、おそらくそれを見た方がフォローしてくださったんだと思います。

インスタグラムにもヘアアレンジ本にも、「同じアレンジは載せない」のが信条です

S・HEART・Sの「スカルプブラシ」は、出会ってまだ少ししか経っていないのですが、この先手放すことはないだろうと思えた逸品! シャンプー時にブラッシングすることで頭皮の毛穴にたまった老廃物をしっかりと落としてくれるんです。私は髪が長いのでトリートメントをつけたら、このブラシで全体に行き渡るようにしたり。ブラシで頭皮をマッサージするように使うと血行を促進してくれ、すっごく気持ちいいんです。髪が乾いた状態だと表面についた汚れもさっと落としてくれます。もちろんブローにも!

お風呂上がりに髪をタオルドライし、ブラシでとかすとさらに水分が落ちるので、その後に使うドライヤーの速乾性も高めてくれるんです。そして乾いたら、髪がびっくりするほどツルツルに! はじめて使ったときに「やばいものを見つけてしまった!」と驚愕したほど。あまりによすぎて、実はまだ誰にも言ってないんです(笑)。

ーーインスタグラムにはずっとご自身が登場されていますが、その理由は?

サロンに来てくださるお客さまには、顔を出すのが嫌な方もいらっしゃるので。自分でやった方がいつでもできますし効率的だと。はじめの頃はサロンでスタッフに撮ってもらったり、家で主人に撮ってもらったりもしていたのですが、みんな忙しいですし、セルフタイマーで撮った方が人に迷惑をかけずに済むと思って。スマホを壁に立てかけて、10秒間のセルフタイマーを設定して撮るというスタイルをずっと続けています。

アレンジについてのプロセスもすべて書いていたら、「そのやり方だと、こうなっちゃうのどうしたらいい?」みたいなコメントがたくさん寄せられるようになって。そんな質問や悩みに答えているのが、女性誌の編集さんたちの目に留まり、企画や撮影に呼んでいただけることが少しずつ増えていきましたね。

ーー本格的にヘアアレンジをインスタグラムに載せだしてから結構経つと思うのですが、アレンジに行き詰まることは?

本格的にインスタグラムをはじめて今年で5年目になるのですが、1年365日として計算すると、レパートリー数はすごいことになっています(笑)。毎日少しずつニュアンスを変えているので、同じアレンジは載せていません。

ーーすごい、軽く1000を超えますね! それだけのアレンジを、いつ、どのようにして思いつくのでしょう?

毎日アレンジをする中で、「あ、ここで一回結ぼう」「ここにボリュームを出してみるか」「分け目を見えないようにしよう」とか、手を動かしているうちに自然と思いつくので、無意識なんですよ。たとえ同じプロセスであっても、分け目を変えるだけでまったく印象が異なるので、いつも手を動かしながら可愛いアレンジを模索している感じです。

インスタグラムにしても、ヘアアレンジ本にしても、同じ方が見てくださっているかもしれないじゃないですか。なので、自分の中で「同じアレンジはしない」というのを信条にしています。

ーーつまり、本のアレンジはインスタグラムでは露出していないということ!?

そうなんです。例えばおだんごとか、基本アレンジが同じことはあるんですが、それも見せ方を変えたりして工夫しています。

ーー数々のヘアアレンジ本を出版されていますが、こだわりは?

セルフアレンジですね。1冊目「人気インスタグラマー YU-U発! ヘアアレンジの便利帳」(主婦の友社シリーズ)のお話をいただいたとき、編集さんから「ヘアスタイリスト本人が出ているセルフアレンジ本は他にないから」と言っていただけたんですね。確かに、私自身がアレンジをやることで、読者の方たちと同じ手の動きが掲載できますし、それが他のアレンジ本との差別化にもなると思ったんです。

あと、雑誌などに載っているアレンジのプロセスカットが少なくて、「果たしてこのプロセスでみんなちゃんとできているのかな?」という疑問がずっとあって。なので、私のヘアアレンジ本では、プロセスカットがすごく多いのもこだわりです。

ーー2冊目の「ボブ&ミディアム ヘアアレンジの見本帳」 (主婦の友生活シリーズ)では、ロングからボブにばっさりと髪を切られたんですね。

1冊目のときはスーパーロングだったんですが、レングスが違っても同じアレンジができるとはいえ、一般の方からすると難易度が高いみたいなんですね。なので、スーパーロングからロングに、次にミディアムに切って撮影、そこからさらにボブに切って撮影しました。それがすごく反響がよくて!  多くの方に参考にしていただけたみたいでうれしいです。

「純粋にヘアアレンジが好きだから、毎日続けている」ただそれだけなんです

週に1回は、ミルボン ブラーミア「クリアスパフォーム」で炭酸クレンジングをしています。炭酸泡を頭皮にまんべんなくつけると、毛穴の汚れが浮きだす効果があるんです。私はいつも手にたっぷりと取って(テニスボールくらいの大きさ)髪をめくり少しずつ頭皮に塗り、軽くマッサージしています。そのあとに集中トリートメントを使うと、トリートメントの髪への浸透率も上がります。念入りにシャンプーしているつもりでも、意外と毛穴の汚れって落ちきれていないんです。夏場は汗をかくので、頭皮ケアは念入りに!

左・ミルボン 「ジェミールフラン スプレー SW」
アップヘアをしたとき、パラパラと落ちてきちゃう邪魔な後れ毛にシュッとスプレーし、指でなぞるといい感じにキマります。ハードすぎないホールド力が絶妙なニュアンスを出してくれるんです。

中・ミルボン「ニゼル ドレシア ジェリーM」
ジェルワックスみたいな感じ。濡れたようなツヤが出るのと、髪に引っかかりをつけられるので、毛質がサラサラすぎて、アレンジをしてもすぐに戻ってしまう人にぴったり。

右・トリエ「スプレー 10」
雨の日やドレスアップした日のアレンジなど、「1日中崩したくない!」という日に使えるハードスプレー。気分が上がるラ・フランスと蜜りんごの香りがすごくよくて、私はコレを「女子力スプレー」と呼んでいます(笑)。

ーーヘアアレンジをするうえで、大切にしていることはありますか?

基本的に、アレンジ単体、というよりはトータルバランスを重視しています。たとえその日の髪型が100点だったとしても、ファッションやメイクが0点だと、トータル的に考えると50点くらいになってしまうので。逆に髪型が5、60点でも、それに似合うTPOに応じたファッション、メイクができていれば「ちょっと力が抜けているけど、トータル的に可愛い?」が叶うと思うんですよね。私としては後者が理想なので、頑張りすぎるよりも何となく手が加わっていて、バランスのよい仕上がりを目指しています。

ーーいつも使われている素敵なヘアアクセサリーやピアスも気になります。

本でよく使っているアクセサリーは、友達のブランドのものがほとんど。コットンパールのものは「aokiyuri」。ヘアアクセサリーは「sAn(サン)」「nood」「cilsoie」が多いです。大人っぽく仕上げたいときや、耳元にポイントを持たせたいときはヘアアクセをつけなかったりその逆も。トータルバランスですね。

ーーメイク、洋服、髪型。どの順に決めていく?

朝起きたら、まずは天気予報を見て、気温と天候を確認してから、靴と洋服を決めるんですね。それからメイク、ヘアアレンジをするというのが、毎日のルーティーンになっています。「今日は大人っぽいワンピが着たいから、リップは逆にポップにしてみよう。その代わり、ヘアはタイトでシックに」みたいに。

ーーヘアアレンジが思い浮かばない日はない?

不思議とないんですよ。アクセサリーを選ぶのも毎日ルンルン気分で! 毎朝の歯磨きレベルで日課になっていますし、ヘアアレンジをしない=洋服を着ないくらいの感覚です(笑)。

あと、インスタも空き時間にやっているので、そのために時間を削っているという感覚はありませんね。朝、アレンジをしたあとに写真を撮って、通勤時に電車で投稿してしまえば勤務中は何もしなくていいですし、いただいたコメントは帰りの電車で返信しています。

リュミエリーナのドライヤー「レプロナイザー 2D Plus REP2D-G-JP」も手放せないアイテム。私は髪が長いので乾くまで時間がかかるのですが、これは乾く速度が早いので助かっています。アイロンやコテと同じく、使うほどに髪が潤って健康になるというもの。毎日使うものだから、髪が傷まないという条件は外せません。

ーーいつもヘアアレンジにどのくらいの時間をかけていますか?

みんながブローしよう!  とブラシをにぎったくらいのタイミングで、もう完成しちゃっているかも(笑)。それこそ、高めのおだんごだと1分くらいでできます。ふんわりした質感を出したいときも、見えているところをポイントで巻くので、長くても10分かかるか、かからないかくらいじゃないかな。

ーーインスタグラムをやっていて「よかった」と思うことは?

たくさんありますが、特に印象的なのは、病気の副作用で髪の毛をなくしてしまった方が、私の投稿により前向きな気持ちになってくださったことです。それまではウィッグを持っていても、外を出歩くのに抵抗があったそうなんですが、私のアレンジを見て「ウィッグでもできるかも」と前向きになり、アクセサリーも買って、毎日外出するようになったそうなんです。私の小さな発信が誰かをハッピーにできるんだって、私自身もとてもうれしくてたまりませんでした。

ーーインスタグラムで発信する上で大切にしていることは?

“ちょっとしたことでハッピーになる”。これだけは絶対にブレずにやっていきたいと思っています。フォロワーが増えたかどうかは投稿自体には何も関係なくて、「純粋にヘアアレンジが好きだから、毎日続けている」ただそれだけです。

ーー最後に、今後の目標を教えてください。

アレンジだけじゃなく、メイク、ファッションのトータルバランスを提案していきたいです。実はメイクに対する問い合わせもすごく多いので、今後はアドバイスしていけたらと思います。セルフでできることで、毎日に楽しい変化がもたらせたら素敵だなって。

工藤由布(くどう・ゆう)
「N.Mist」ヘアスタイリスト

恵比寿のヘアサロン「N.Mist」ヘアスタイリスト。YU-Uの名でセルフヘアアレンジを投稿したインスタグラムで人気に火がつき、現在のフォロワー数は7万1千人超え。著書に「ヘアアレンジの便利帳、見本帳」(主婦の友社) 「Hair Arrange Lesson」(主婦の友社) 「ヘアゴム1本のゆるアレンジ」(セブン&アイ出版) あり。誰でも簡単に真似できることを条件にした、細かい解説が分かりやすいと話題に。

インタビュー中ずっと楽しそうに話す姿を見ながら、ヘアスタイリストとしての仕事、そしてアレンジを発信することが「本当に“好き”なんだなぁ」と、熱量がたっぷりと伝わってきたインタビューでした。そして、インスタグラムに寄せられるコメント1つ1つにきちんと返事をしているというYU-Uさんだからこそ、毎日多くのお客さまがサロンに訪れるんだろうなと。「365日違うヘアアレンジをするのが楽しいんです」と笑うYU-Uさんのように、毎日の中に揺るがない“好き”があると、いくつなってもずっとキラキラし続けられるんだと思います。

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